最近思う残念な海外にいる日本人

最近思う、海外にいる日本人の残念なところ。

少々愚痴っぽくなります。すみません。


私の働いている会社のメインのお客様は日本人を含めアジア人。

確かに日本と似た環境でのサービス提供が私たちの会社のモットーですが、それはあくまでここがイギリスということが前提です。

ここはイギリス。私んの会社は大使館のように治外法権でもなんでもありません。

そのため、全てが日本と同じだと思われたらそれは違うのではと思ってしまいます。

会社のモットーはイギリスの法律の上に成り立っているものです。


確かに国ごとに法律は異なりますが、それならばその国の法律を調べましょう。

それが大丈夫だと思えるその根拠はどこから出てくるんですかと日々思います。


例えば日本で年金払っていません。健康保険料払っていません。

それは将来年金はもらえないし、病院行っても10割負担になるのは当たり前ですよね。

それでは、イギリスでTax払ってません、IHS払っていません。

年金はもらえないし、医療費だって自分で全額払わなきゃいけませんよね。

物を買う時、ポイントカードが無かったらカードにポイントつけてもらえないですよね。

会員証なかったらDVDやCDレンタルできませんよね。

これって日本であろうが、海外であろうが当たり前のことではないでしょうか。


なぜそういうものなしで普通にサービスが受けられると思うのでしょうか?

これってもはや海外とか日本とか関係ないレベルでの事ですよね。

最近こういう事を勘違いしているお客様をよく見ます。

なんか見ていてとっても残念になります。

海外だから大丈夫、海外だから同じ日本人だから助けてくれる。


はっきり言わせてもらっていいですか。

ここイギリスです。むしろイギリスじゃなくってもダメなものはだめですよね。
ここがイギリスだからこそ、そういう事がまかり通ると思っているのですか?


同じ日本人として残念に思います。

もう少しここが海外であること、そしてそこの国のルールはどうなっているのかってことを考えてみてほしいです。

そして、それが私たち会社の努力不足なわけではなく、そのことに関してはちゃんと企業ページに載っていることです。

決して隠しているわけでもなく、それを前提にしてくださいと書いております。


そしてもう一つ最近感じる勘違い感。

私、海外にいる、えらい、すごい感。

それってあなたの会社での地位であって一般社会でそこまで重視されますか。

私の経験上、本当の有名な方や権力、お金を持っている一流の方は心に余裕があると思います。

時間であってもOn timeむしろ時間前行動、対応に関しても横柄さや無駄が一切なし。

自己管理が出来ているからこと、他人を煩わせるようなことをして余計な時間や手間を取らせないように配慮ができる。

だからこそ、周りを引き付けることが出来る方なんだろうと思います。



仕事柄毎日多くの人に会います。

以前の仕事でも多くの人に、そして最も辛いタイミングで会うからこそその人の本質が見える瞬間だと思います。

そういう時に他人に当たらず、ぐっと我慢できる人って本当にすごい人だと思います。

もちろん、間違っている事を伝えることは重要だと思います。

ただその言い方、タイミング、表現方法って大切だと思うんです。

それができる人が人を尊敬され、地位を確立できる人ではないかと思います。


昔、「友達が凄いことを誇るだけの人を友達とは言わない」っていう言葉に感銘を受けたことがあります。

その人の知り合いが有名人だとしてもその人自身が努力したわけでもなんでもないのだから無意味な自慢にすぎないってことです。

むしろ、知り合いを糧に自分を自慢することは自分がみじめになりませんか。


これは正直、日本人だけではないのかもしれません。

ただ日本人は元々の国民的性格のせいか、海外に行くと、どうしてもこういう状態に陥りやすいかと思います。


私は周りの評価や評判だけで人を判断しないようにしています。

自分のこの目で見て、感じたこと以外はあくまで参考程度であり、

最終判断はすべて自分で行うようにしています。

皆さんは、海外にいて同じ日本人として恥ずかしくなるような人を見たことはありませんか?
私自身も人の事は言えませんが、自分の身を振り返ってみてはいかがでしょうか。


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Working Holiday in IRELAND

アイルランドでワーホリ生活 定番のオーストラリアやカナダに比べて圧倒的に情報数が少なくて既に挫折しそうな毎日。 そんな私が同じ様に悩む人の助けになればと友人のすすめもあり始めてみました。