Titanic号最後の寄港地Cobhのことを書こうと思ったのですが、
ちょっと思ったことがるのでそちらを。
日本は、昨日が3月11日でしたね。
私はあの時ちょうど東北の大学に通っていて春休みで実家に帰省中でした。
弟と出かけていて、そこまでひどくないと思っていたら、
家に帰る道すべての信号が一時的に停まっていました。
家に帰ってテレビを見たら津波のニュース。
私の大学は日本海側だったので津波の被害はなかったですが、
大学に帰るのに交通手段が断絶していて、
なかなか大学のある地に帰れなったのを覚えています。
計画停電の該当地域でもあり、まさに就活の時期でもあったあの頃。
いろんな意味で不安に駆られた日々を過ごしていたのを今でも覚えています。
全ての亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
日本で東日本大震災から7年がたったことはアイルランドでは一切報道されません。
日本だって、他国の自然災害から7年経ったことは報道しませんよね。
結局世界ってそういうものなんだと思います。
自国は自国。
それならば少しでも、海外にいる日本人は自国のことに注目してみては。
そして世界にももっと目を向けてみてはと思います。
あれから7年。
私は看護師になり、世界を転々としています。
日本は地震があるから怖いといいますが、
世界は地震が無くてもテロの脅威が大きいです。(日本以上にという意味で)
正直自然災害に関しては備えるしか対処方法がないと思います。
こればかりは現代の技術で防げるものはないのではと。
技術が進めば変わっていくとは思いますが。
ただテロに関しては対人間。(自然災害と並べる時点でどうかとは思いますが)
お互いを知れば防げるものもあるのではないかと。(全てではないですが)
互いの文化、習慣、背景などを知らないからこそ、不満や衝突が起きる。
それが解消されず、怒りになり、テロや戦争になると私は思っています。
もちろん、お互いの利益が前提で起こるものではあるとは思いますが。
お金は人間を変えるとも言いますし。
ただ根本的なものとしては人間の本質であり、
潜在的な感情に根付いているとのではと私は思うのです。
世界から戦争はなくならないといいます。
それは自分の利益主義が先行するからと。
それならばせめて他人の安全を壊さない方法で争ってほしいと思います。
武力行使は武力しか生みません。
お互いを知って、その上で交渉するのであれば他への迷惑は
最小限で済むのではないでしょうか。
日本が自然災害で苦しんでいる間、
世界は起こす必要のないテロや戦争で命を奪っています。
もしそれが、お互いを知らないことで起きることが原因なのであれば、
私はそれを少しでも少なくするためにお互いを知りたいと思います。
海外を転々と移動して暮らしてきて、
様々な国の人と知り合いました。
もちろん、中には合わないと感じる人もいました。
でも、それを知ることで見えてくる背景もあると思います。
「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」
というソクラテスの言葉があります。
これ、実は知るだけじゃ役に経たないって言ってるんですよね。
知って、それを使わなければいけないと。
それなら私は世界を知って、日本との違いも周りに知ってほしいと思います。
小さな一歩がいつか世界の平和につながるように。
壮大なこと言っているかもしれませんけどね。
皆さんは、どう思いますか。
世界を知れば変わるものもあると私は思います。
0コメント