心無い言葉や行動 ~YMS編

最近のロンドンは28度と暑い日が続いたかと思うと、15度くらいの肌寒い日があったりと体調を崩しやすい日々が続いています。

7月4日からまた色々と変わる様ですが、それに向けて世の中は色々と動いているようです。

Visaセンターが動き出し、飲食店が開店の準備をしたり、外の広場でビールを飲む人が見られたり。

道や公園での飲酒は禁止されているイギリスですが、パブで外に人があふれているのは黙認されるお国柄。

ホテルも徐々に営業を始めるようですね。

ただイギリスは海外からの渡航に関しては依然2週間の隔離措置が取られているのが現状。

感染措置としては公共交通機関でのマスク着用が義務化されているようですが、

最近になって結構していない人が多いのが現実です。

やはり徐々に気持ちの面でゆるみが出ているのではないかと思います。


それに伴って心無い言葉や行動が多くみられる気がします。

近所では通り魔事件のようなものや銃での射殺、金銭トラブルなど様々な事件が以前より増えた気がします。

私は以前より医療に関わっておりますが、日々日本人の方の心無い言葉にさらされています。

営業を停止しているのがまるで悪いかのように、そちらの事情を並べ立てて文句を言ってくる人がいます。

要望として受け取ることもできますが、そんな事を感じさせる余裕もなく辛辣な言葉を並び立てる人達。

以前なら病気だからこういう事言う人もいるよねと思っていましたが、病気だからって言っていい言葉と決して言っていい言葉の区別がつかないことを良しとはしないと思います。


私の上司は「自分の会社がまだ潰れていないからそういった事を言える」といっていました。

全く同じ状況に置かれた自分の身を振り返ってみてください。

相手に発する言葉は一度自分の中で同じことを言われる自分を想像してみてください。

もちろん医療現場は一般社会から見るとわかりにくいかもしれません。

ただ自分の命がかかるとすり寄ってくる医療に、急に自分の安全が分かったら医療をないがしろにするその精神。

あなたのその一言が、相手をどれだけ不快にし、傷つけているのか想像してみてください。

あなたの軽はずみな行動が、相手の命をどれだけ危険にさらすことになっているか想像してみてください。


外出自粛により精神が圧迫されていた中、それが一部解除によりゆるみが出た世の中。

嬉しいこともありますが、正直どこまで以前と同じような日々へ戻るのでしょうか。

今、イギリスは国の保証がありますが、これが徐々に減ってくることで見えてくる世の中の動き。

保証が無くなった時にどれだけの会社やお店が以前のように営業を再開できるのでしょうか。

アメリカにはその保証がなく、倒産をした多くの会社があり、治安が悪化しているようですが、イギリスも同じようになるのが少し先延ばしされているだけな気がします。


そのような時にあなたは相手の立場を理解した上で自分の言葉を発せるでしょうか。


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Working Holiday in IRELAND

アイルランドでワーホリ生活 定番のオーストラリアやカナダに比べて圧倒的に情報数が少なくて既に挫折しそうな毎日。 そんな私が同じ様に悩む人の助けになればと友人のすすめもあり始めてみました。